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 昨日の岩手日報のトップ記事に「県内ブロイラー活況」と出てました。

 ちょっとびっくりしましたけど、感慨ひとしおです。

 20〜30年ほど前は輸入品の台頭で、コスト面で敵うわけがない国産は徐々に生産数量が減少していった時期がありました。

 お付き合いする金融機関も、農林水産業専門でなければ理解できない世界なのではないかと決めつけていました。

 存続するだけで必死だった時期が続きました。しかし、だからこそ、鍛えられて強くなっていった。

 そこに、安全・安心、鮮度、美味しさの面での支持。さらに、肉ブーム。

 こんなストーリーになるとは、誰も想像できなかったのでは。

 こうしてみると、県内の同業者はそれぞれ個性的で、お互い刺激し合いながらわが道を辿ってきたような気がします。

 岩手県では米の生産金額をチキンが毎年安定して超えるようになりました。

 次は、鹿児島、宮崎を抜いて、ナンバーワン生産県になりたいものです。