
株式会社みちのくジャパンさん、40周年誠におめでとうございます。
傘下のほっかほっか亭さんや居酒屋鬼剣舞さんで、当社の菜彩鶏をお使いいただいてもう23年お世話になっております、株式会社十文字チキンカンパニーの社長です。
中食や外食市場では、輸入チキンでコストを抑えるのがスタンダードになっている状況の中で、当社と取引が始まる前から岩手県産の、しかもコストが高くなる銘柄鶏を扱っていただいているのは、小原社長の、地元愛もあるのでしょうけども、美味しいものでお客様に喜んでもらいたい、との一心と敬意を表したいと思います。
みちのくジャパンさんと取引が始まりましたのは、私の父が社長当時、輸入車好きが高じてブルグジャパンさんを訪問したのがきっかけと聞いております。
両社長が意気投合し、その後はただの取引というのではなく、車好きの創業経営者と2代目というお互いペアでのお付き合いをさせていただいております。
中でも、10年程前、現在の日産GT−Rが発売された当時大ブームとなり、父が欲しがったところ、新車の納車は1年以上かかるということになり、それではと小原社長が全国から新古車を探し回って確保していただき、小原社長直々に二戸の当社の本社にブラックのGT−Rで納車に来て、社員が総出で拍手で迎えたのは良き思い出になっています。
私はときどき表敬訪問で北上を訪れることがあるのですが、いつも小原社長の切れ味鋭い視点と判断に大いに刺激をいただいて帰途につくのがいつものパターンです。
また、最近出た月刊の「岩手経済研究」には小原社長が寄稿しており「人生にロマンを持ち続ける」と書かれておりました。損得勘定に汲々としている経営者であってはいかんな、とはっとさせられました。
おそらく、小原社長はカリスマといいますか、意識しているかわかりませんが、自然と周囲を元気にさせるという力をお持ちなんだと思います。引続き、私のような地元岩手の経営者を元気にしていただけるようお願いしたいと思います。
さて、私は、小原社長とご子息の憲専務のちょうどあいだの年になります。経営のバトンタッチを経験したものとして、いくばくかその経験が役に立てればと思っております。
この後、私の出番がある関係で、昨日のリハーサルを拝見させていただきました。役職員、関係者の皆さんが今日のために大変な準備をされたと思いますが、とても楽しんでいるように見えました。せっかくですので私も今日は楽しんで過ごさせていただきます。
本日は誠におめでとうございました。
(写真:みちのくジャパンさんオリジナルのダンス曲を踊る従業員の皆さんと小原憲専務)