もうずっーーーっと勝ってなかったわけです。
春の早慶定期戦は、慶應が40回連続負け。秋の定期戦は引き分け1回を挟んで、41回連続勝ち無し。手元の資料では確実に毎年春秋開催されたか確認が取れてませんが、40年間勝利に見放されていたわけでした。
ちょうど1年前、春の関東大学選手権で早稲田と当たって5対3で勝利していたので、その直後の定期戦での勝利が期待されたわけですが、3対7で破れました。
今年は春の関東大学選手権でまた早稲田と当たって0対3で破れ、その展開をネットで観戦してて今年は早稲田に勝てないかな‥と思い込んでの昨日の定期戦でしたが、あれれ‥始まったら序盤から互角の戦い。
これはもしや‥と話してたら、第2ピリオドで田中陸くんの先制点!
そして、第3ピリオド残り3分で相手が6人攻撃を仕掛けてきたのに対して、滝主将が相手をかわしてダメ押し点を挙げ、会場半分は歓喜の渦となりそのまま終了!!
早稲田側の観客にとっては淡々とした敗北ですが、慶應側にとっては「歴史的」勝利なわけで、セレモニー終了しても「観客席から上がってください」と係の方に言われるまでずっと余韻が残ってました。
私の観戦歴からしたら、春秋合わせてもう7回目。次男の出る高校戦の計6戦は2勝1敗3引き分けとほぼ互角でも、大学戦は全敗でしたからね。このまま勝利できないまま2人大学卒業と思うと寂しいと思ってましたよ。
できれば2人の息子たちが在籍の内に、とは期待してましたが、まさかその最初の試合で現実になるとは素晴らしい。ま、次男がリンクに上がるのは少しでしたけど。
シュート数は早稲田の51に対して慶應は48。勝因は相手に点数を与えなかったことでしょう。
キーパーの木村くん(今回MVP受賞)が完ぺきに抑えたことと、ディフェンスが機能して相手に思うような攻めを許さなかったこと。
これで勢いをつけて、常にこういう白熱した試合にして、ますます観客を楽しませる大会にしてほしい!
もう「40年ぶりの勝利が見られるか?」などという前書きは無くなったわけですし、ね。
(写真:上の2枚は息子たちが揃って後ろ姿で写ってますのでクリックしてみてください)