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 昨年12月30日に放映になったテレビ朝日系の90分番組「大谷翔平の来た道〜二刀流の現在・過去・未来〜」を見終わりました。

 岩手で生まれ育ち、菊池雄星という憧れの存在があったことで花巻東高校に進み、佐々木監督に3年間で順調に育て上げられ、日本ハムファイターズでの5年間は彼の夢に共感する茶目っ気たっぷりの栗山監督に数々の舞台を用意してもらって力を発揮してきました。

 そして、これから夢となるメジャーのエンゼルスへ。しかも二刀流を前提として今スタート台に立っていて、米国でも凝り固まったプロ野球の世界に革命を起こすのかと期待されているのですから、興奮せずにいられませんよね。

 二刀流の是非論が言われていた時に、私の中では「意外だな。こうやって世の中は可能性を潰していくのか。案外世間の大半は夢より現実派なんだな。岩手人は夢を追う傾向があるのかな」と思ったものですが、そう大々的に言えるのもこうして彼がじわじわと成果を出してきているからですかね。

 ただ、高校生の時から時々故障に悩まされているわけで、ほぼフルに投打で大活躍だったのが2016年だけ。そういった面で心配ではあります。

 今年7月で24歳になるので、メジャーで15年位やるのかな。栗山監督はあまり記録にはこだわらなかったと思いますが、メジャーで長くやって150勝と300本塁打、そして瞬時でも最高年俸くらいのことを成し遂げて欲しいものだと思います。

 日本からも行きやすいロサンゼルスですし、試合観戦を楽しみにしています。