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 昨晩はお客様に「座敷わらし」で有名な、地元二戸市は金田一温泉の「緑風荘」に泊まっていただき、宴会も同旅館で行いました。

 地元の山菜や、八戸で捕れた水産物など、美味しい料理に舌鼓を打ち、酔った所で座敷わらしが出るという「槐(えんじゅ)の間」で談笑。楽しかったです。

 その後、すぐそばの「スナック北国」へ久しぶりに行きました。

 ここの名物料理はご覧の写真の「うずらの半身揚げ」。頭を含め(笑)、ほぼ骨ごと食べれる健康食品です。

 以前にも何度か食べた覚えがありますが、今回はママから何故名物になったのかを改めて知りました。

 ママのお父様は実業家でアイデアマン。昭和30年代に養鶏、養豚の他に、うずらの生産にも着手。しかしこれらの事業はうまく行かず旅館業へ。

 そのあとは娘さんが引き継いで、豊橋市からうずらを取り寄せてスナックの名物料理にしたそう。こんな50〜60年後にも創業者精神を讃えるがごとく提供しているとは、何とも素晴らしいことじゃありませんか。

 地元二戸のいにしえの開拓者精神に触れて、これまで以上に美味しく感じました。