ドイツのポルシェ、メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲングループ、それにイタリアのフェラーリと、自動車博物館は一通り観てきているのに、国内ではほとんど行ったことはありませんでした。
しかも近くの八戸市内に立派なものがあったのに。というわけで、改めてトヨタやフォルクスワーゲン、アウディのディーラーを経営している塚原グループのツカハラミュージアムに行ってみました。
おお、まずはレーシングマシンの展示。
座れたりしますが、50代には乗れても降りるのはちょっと難しい。
そして、1920年代のクラシックカーがたくさん並んでいます。
1台1台の足元には読みやすい解説があるんですが、これがとても良くて、100年前の欧米諸国の文化がイメージできて楽しいです。
こうして1号館を見ますと、コレクションを始めた故塚原弘久氏の好みが感じされます。
さて、2号館で待ち構えるのはトヨタ2000GTです。
私はこの2000GT自体にあまり関心がなかったのですが、こうして成り立ちのストーリーを見ますととても興味深いです。
当時クラウンの2倍程度の価格でもあまり売れなかったわけですが、ちょっと奮発して買っておけば今頃は‥みたいな想像力をもたらすのがスーパーカーの所以だったりして。
たまたまですが、近くにいた数人のお客さんを集めて係員さんがエンジンルームを見せてくれました。
おお、時代を感じさせるヘッドカバーのデザインです。
しかし最高速210キロ程度ですし、今私が乗っている1600CCターボのベンツCクラスベースグレード、C180より遅かったりと、改めて考えるとなんて幸せな現代人なのでしょうと思ったり。遅く生まれたもの勝ちです。
内装は懐かしい時代のものです。流石に座らせてもらえませんでしたが、座ったら、いや、運転したら何を思うのだろう。
トヨタのディーラーらしく、他にもS800ほか懐かしのクルマたちが並んでいます。
そういえば現代のエスハチとも言える1500CCのFR車が来年あたり出るんでしょうか。楽しみです。
さて、こうして見ていると、自分でも自動車博物館を持ちたくなりますね。使わなくなった鶏舎に並べて(笑)。
実現できるかは分かりませんが、これから国内の自動車博物館を一通り回っていきたいと思います。