「ツキを呼ぶ魔法の言葉」で知られる五日市剛さんは地元二戸市出身です。
2008年には私が二戸市PTA連合会の会長をしている時に講演をしていただいて、たまたま翌日には瀬戸内寂聴さんの法話が天台寺(二戸市浄法寺)であるというので訪問して、お二人を合わせたことがあります。また、ブームの原点となる小冊子は社員に配り、感想文を書いてもらい社内共有しています。
剛さんのテーマの実践はとてもシンプル。「ありがとう」「感謝します」「ツイてる」をシチュエーションに応じて声に出して言うだけです。
最近、たまたまFacebookで剛さんのページを発見し、すぐさまお友だち申請させていただき、最近の著書をチェックしてましたら、「なぜ、感謝するとうまくいくのか」という本を発見しすぐさま購入。読ませていただきました。
工学博士らしく、その後、剛さんが魔法の3つの言葉をさらに掘り下げて洞察した内容が書かれており、とても参考になりました。
魔法の言葉を使っていると、「氣」が体から出やすくなり、種々の望ましい神経ホルモンが分泌されやすくなります。その結果、過度な緊張は軽減され、集中力が高まり、より大きな力が発揮しやすくなります。とのこと。石川遼選手が以前から魔法の言葉を使っているという話は有名ですが、そういうことなんでしょうね。
そして、ドーンと落ち込んでしまう人向けに、4番目の魔法の言葉?として「まっ、いいか」を挙げておられました。 なるほど。
他にも、価値ある言葉満載でした。是非読んでみてください。
さて、もう一冊の「人生が変わる感謝のメッセージ」は、メルマガ「一日一冊」で紹介があって良さそうなので買ってみた本です。
私も同様の立場でしたが、社長として最初は社員に不満たらたらで会社の雰囲気は最悪。そこから、部下に「自己主張」ならぬ「自己開示」をし「お願い」をする方向に舵を切っていったら、どんどん変わっていったという話です。
最近、私は、北風と太陽の寓話を例に出して話すことが多いです。経営者やリーダーとして北風のような手法を選択して束ねてハッピーな方向に導くことも有りでしょうけど、近隣の国の印象ではないですが太陽の手法のほうが一般的なわけで、であるならこの本のように丁寧に一貫した発信をしていくことがいいんだろうなと思えました。それで本人の内面も研ぎ澄まされますし。
今回の紹介は、たまたま感謝の本2冊になってしまいました。いや、敬意を表して1冊ずつ紹介する価値があったなーと後悔しながら、ああ、もう最後まで行きついてしまいました(笑)。