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 日経新聞にアマチュア無線のことが連載されていて、この懐かしい言葉に、脳味噌の端っこを大いに刺激されています。

 盛岡三高に入学時、貧血でスポーツは諦め、文化部のどれを選ぶかという時に、写真部が希望だったわけですが、事前に探察に行って仲良くなっていたのは物理部で、ついつい入部することに。

 それは長髪の村井さんとリーゼントの三上さんという3年生の先輩2人の魅力が大きかったと思います。物理部は実質アマチュア無線部だったわけですが、 私がオーディオをやりたいと言ったら、オーディオ班を作ると言われて退路を断たれてしまったし。

 ですので私はアマチュア無線の資格を取らずに物理部にいたわけですが、電波を出して見ず知らずの人達と交信して会話するというこの世界について行けなかったというのが正直なところです。

 でも進学が決まった後に、取っておこうと資格試験を受けて、JA7YECというコールナンバーを取得しました。ですが、ポータブル機を買ってもペーパードライバー状態が続き、10年後の更新もしないでとっくに失効しています。

 今考えると、すごくいい趣味だったなと思います。見ず知らずの方と話すので度胸が付きますし、QSLカード(交信証ハガキ)を交換して世界中に仲間いるぞみたいな感覚になれるし。

 とにかくシャイだったんでしょうね、その頃は(笑)。

 でも2人の先輩が他の仲間も引っ張ってきて部室でおしゃべりばっかりしてたので、だいぶ解消されたはずです。改めて、感謝です。