IMG_0259

 環境整備点検は、二戸工場、久慈工場、八幡平工場、九戸孵卵場、本社の計5回を、春夏秋にわけて3巡することで実施しています。

 15回それぞれ10人前後の参加者で、私と総務人事課長代理、法務環境課長代理が毎回です。

 早朝から集まっていただき、各事業所のラジオ体操、掃除、朝礼を見て、事業所内外を点検して歩き、指摘箇所をそれぞれデジカメで撮影していただき、それを題材にプレゼンしてもらいディスカッションする。半日仕事です。

 当社流環境整備点検は、武蔵野流と違って点数をつけるのではなく、改善できるところはどこか、に絞ってあることが特徴です。

 中には、それはそうだけどコストとのバランスが‥というのもあり、私の感覚と社員の感覚のすり合わせをやっていって、参加者に刺激が与えられればと思っています。

 さて、7月26日は本社の環境整備点検でした。

 写真のように、社員の机の中が綺麗かどうかの点検をするという場面もあります。仕事なので本気で点検しなさいと言っているのですが、最初は遠慮しがちなんですよね。でも、そこが大事なところ。

 見られる方は指摘されると思うと身構えますが、結構嬉しいものですよね。どういう仕事をしているか、机の中を見ると分かるし、会話になる。ああ、関心を持つって「愛」そのものなんだな、と実感する瞬間です。

 ちなみに環境整備点検は、職場訪問して、自部署以外はどういう仕組で動いているのかを見学するという要素も充たすことが出来ます。

 「会社に長くいるけど、あの部署は行ったことがない」をなるべく無くしたい。それを環境整備点検が補うこともできるという一石二鳥の仕組みだと、改めてその有用性を感じています。