
映画「カンパイ! 世界が恋する日本酒」を八戸フォーラムで観てきました。
当社の抗生物質不使用の鶏糞を使って作られる酒米「ぎんおとめ」を使っている、地元二戸の銘酒「南部美人」。その経営者であり杜氏を務める、そして我が家のお隣の住人である(笑)久慈浩介社長が主役級のドキュメンタリー映画ということで、興味深く拝見してきました。
いや、それ以上に、日本の蔵元の杜氏を務めるイギリス人、日本酒を世界に広める役割を担っているライターのアメリカ人、それに久慈社長の3人の人生ドラマとして、惹かれるものがありました。そして、さらっとそれをまとめた監督の手腕にも感心しました。
ある意味3人とも、子供の頃から夢を抱いてそれを達成しようとかいうタイプではなかったわけです。たまたま欧米の2人は日本に教師としてやってきて、周囲の影響もあって日本酒の世界にどっぷり浸かって行った。久慈社長だって、大学生の一時期までは周囲の目に反発してたのに、目に入る景色から改めて見なおして、覚悟を決めてこの世界に戻ってきたのです。
人生の不思議さに改めて感じるとともに、欧米のお二人のように、「人生の選択をしていったら、こんな遠くでこんな仕事をするなんて自分でもビックリ!」みたいな生き方っていいな〜と少々羨望が入って観てしまいました。
それにしても、分かってることですが、日本酒が日本のメーカーによってアメリカで作られるのではなく、アメリカ人が作っているという事実に、ああワインと同様にこんな感じで世界中に広まるといいな、と思えたのは私だけではないでしょうね。
いや、柔道や相撲、日本食など既に国際化しているのはたくさんあるのですから、日本酒は少々遅れてきた本命ということではないでしょうか。生きているうちに世界での大ブームがあるのかと思うと楽しみです。