20代の頃、リコーのMUG(マイツール・ユーザーズ・グループ)に属していました。
マイツールは、マイクロソフト・エクセルはおろか、ロータス1・2・3が普及する以前にマニアックに普及した超高価格(ハード・ソフト込みで120万円)なリコーの表計算ソフトです。
全国の若き経営者、経営後継者に普及して、MUGは経営道を学ぶ寺子屋みたいに機能していました。
そこはマイツールの使い方、応用の勉強会にとどまらず、西順一郎先生考案の経営のボードゲームである「マネジメント・ゲーム」にも同様に取り組み、経営感覚を身に着けました。
さらに、第3のテーマとして、城野宏先生の「脳力開発」がありました。その小さな冊子が本棚に隠れてましたので、久しぶりに開いてみました。
ああ、懐かしい。
「戦略と戦術の違い」「欠点より長所に視点を」「現状維持より現状打破」などの言葉、よく会話で使って自分に言い聞かせていたような。
これは月刊PHPへの連載したものを36ページにしたものです。せっかくなので背表紙が立派な著者オリジナルの脳力開発の本を手に入れようとアマゾンで探したのですが、うーん、新書なのにプレミアがついて1万円弱ですか。参った。