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 当社の社歌の作者、田口友善さんから案内が来た表題の2つを盛岡に来たついでに見ました。

 映画「無名碑」は盛岡市内にあって市民に愛されている「高松の池」をモチーフにしたドキュメンタリー映画です。席は満席、私は臨時席へ。

 桜、水、鳥など、いろいろな角度から掘り下げて、「普段軽い気持ちで楽しめるのには、こういう背景があるのか!」と思い知らされます。なにより先人に感謝です。

 中には、白鳥への餌やり禁止の看板があるにも関わらず、自腹で毎年数万円を払って餌を与えている方の思いを語るシーンもありました。不粋な看板に心苦しい思いでした。申し訳ないです。

 さて、映画は正味70分くらいで早く終わったので、啄木賢治青春館へ行き「大瀧詠一の青春展」にちょっとだけ寄れました。

 岩手県出身、今は亡き大瀧さんのお茶目な人となりが分かりましたし、グッと親しみを感じました。

 館長でもある田口さんが書いてましたが、宮澤賢治とも共通のイメージの音楽は、やはり岩手の大地のなせる技なのでしょうか。

 ちなみに大瀧さんは賢治を読んでないと言ったそうです。