
小学校低学年の頃、ゴシック体を猛烈に好きになりました。
今考えると、字が下手だったり、書道が苦手だったりしたことで好きになったのかもしれません。
その頃は、普通に書く文字もゴシック体に似せようと書いてましたので、学校で教える書き方の「払い」とかいうことがイヤで、更に変な文字になっていったような気がします。後悔しています(笑)。
でも、今考えると、これもシンプル志向の現れだったのかもしれません。生粋のシンプル志向ということかな。
さて、NHK Eテレの「スーパープレゼンテーション」という番組の3月26日の回で、書体デザイナーの権威、マシュー・カーターさんの講演を見ました。関心のあったこの地味な世界が知れて良かったです。
カーターさんと同様に活躍中のドイツ在住書体デザイナー、小林章さんのインタビューもあって「書体とは声のようなもので、大人の声で言うのか、子供の声で言うのか、怒鳴っていうのか、老人の声で言うのか、雰囲気を伝えるもの」で、「存在を意識しないで読んで貰えたら最上の喜び」みたいなことを言ってました。奥ゆかしい世界です。
そして、番組の案内役である伊藤譲さんが所長を務めるMITメディアラボでは、独自の書体(英語)を持っているのだそうで、組織のフォントを決めるということの価値を訴えておりました。
そういえば社員にいちいち指示したりすることもありましたので、コーポレートカラーと同時に、それを決めるのもいいのかもしれませんね。