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 5年前に出てベストセラーになっている、「こんまり」こと近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」を遅ればせながら読んでみました。

 先日、「情熱大陸」を見てたら近藤麻理恵さんが出てて、この本が翻訳され日本国内のみならず海外各地でもベストセラーになっているとのことで、同時期に人気となった「断捨離」 で十分と思っていた私もついに買ってしまいました。

 マーカーで線を引いた文章から厳選してピックアップしてみましょう。

 たまに「音楽をかけてノリノリで捨てましょう」という片づけ法もあると聞きますが、私はおすすめしていません。せかっくのモノとの対話が音でごまかされてしまう気がするからです。

 モノにはそれぞれ違う役割があります。すべての服が完全に着倒されるためにあなたのところに来るわけではありません。これは、人間のご縁と同じです。出会ったすべての人が、親友になったり、恋人になったりするわけではないですよね。

 今まで無意識だった自分の持ちモノにあらためて向き合って自分の感覚を確かめて、役割が終わったモノには感謝してきちんと送り出してあげること。その過程はまさに自分の内面と向き合って棚卸しをする、生まれ変わりの儀式のようなものです。

 洋服をたたむことの本当の価値は、自分の手を使って洋服に触ってあげることで、洋服にエネルギーを注ぐことにあるのです。

 非常に発見率の高いこれらの勉強本、もしあなたが持っていて、「いつかやろう」と思っているならば、今すぐ捨てることをおすすめします。‥本を捨てて初めて、その勉強に対する自分の情熱がわかります。捨てても何も変わらなければ、それはそれでよしとしましょう。捨ててもまた本を買いたくなるほどであれば、また買った時に今度こそ勉強すればいいのです。

 プレゼントはモノそのものより、気持ちを届けるモノです。だから「受け取った瞬間のときめきをくれて、ありがとう」といって捨ててあげればいいのです。

 モノはパッケージから出して初めて「買った」ことになるのだと思います。


 こんまりさんは年齢は明らかにしておりませんが、ネットで見ると30代前半のようです。5歳でオレンジページやESSEを愛読し、20代のうちにこの本を出したという早熟ぶりについつい関心が行ってしまいます。

 読んでみると、ありきたりの日常の風景に洞察を徹底するだけでこれだけのことが見えてくるのかと感心します。まだ若いだけに、これから10年後、20年後、30年後にどういうことを語るのかにも注目したいと思いました。