
出張ついでに、昨年に引き続き、パシフィコ横浜で開催されているカメラ(Camera)と写真(Photograph)関連の展示会、CP+に行ってきました。
写真よりカメラが好きなほうなので、国内大手カメラメーカーの新製品を触りたいんですが、順番待ちにげんなりして他のブースを回ってたらそっちの方が面白かったですね。
ケンコー・トキナーのブースを通りがかったら、中村知好さんの「スマホで4K動画」という講演が始まって、スマホで本格的に撮影した写真を4Kディスプレイでプレゼンしてて、話術も面白かったせいか、そのまま30分聞きました。

「いい写真撮るには高いものを買えば間違いない。キレイですが、重いし、高いんです。でも今ではスマホでもここまでキレイなのが撮れるんです。しかもスマホに付いてくるので、タダなんです!」と説得力のある断定口調で言われるんだけど、ディスプレイの絵はほんとに綺麗だったので、なんとも説得力がある。
新聞見開きを使ったiPhoneで撮影した写真を見て、キレイだけど、やっぱり落ちるなと感じてホッとしていたけど、こうして4Kディスプレイだとほんとにキレイですね。
氏が胸にしているのは、BEASTGRIP PROという、スマホのカメラ機能を本格的に活用しようとする新製品だそうで、面白そうでした。
今日の記事自体、ソニーのXPERIA A4で撮影してるのですが、確かにブログ用はスマホで十分な気がしているこの頃‥。

既に発売されているものでは、こんなものもあるんですね。クリップでスマホにレンズをプラスして魚眼やマクロ、それに7倍望遠とかにしてしまう。うーん、楽しそう。

更にはこんなのまで。ロータリー式で4種類のレンズを選んで出して使えるのだそうで。やりますね〜。
ここまで来るなら、スマホメーカーが内蔵で出して欲しい気がしてくるのですが。

スマホを持っていればこういうのは要らないとも言えるのですが、超小型のトイカメラは触ってみると、欲しくなります。しかもそこそこキレイ。いい時代になりました。

アスカネットのブースでは「僕がいま写真について思うこと〜現代写真、写真集、そして地域〜」と題した速水惟広さんの講演を私のタイムリミットまで聞きました。
「東日本大震災で被災されたある方が言ってましたが、手元から写真がなくなると、自分の過去全てが否定された気持ちになるそうです」という言葉が非常に印象的でした。
確かに、過去の自分のいい写真が残っていることと自尊心は密接な関係があるように思います。そういう願いは共通なものとしても、なかなか「撮ってよ」とは言いにくい状況の中で、人任せにするんじゃなくて、自己ベストが狙えるのが自撮りなのかな。
肖像権云々ということで他人を撮影するのは非常に難しくなっている今の時代ですが、悪用する方ばかり警戒するんじゃなくて、予想外によく撮れていてお互いハッピーというような場面がどんどん見られる世の中になるといいですね。