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 映画「待合室」は一戸町の小さな無人の駅、小繋駅に実際にあった「命のノート」を軸に、旅人の丁寧な返事を書き続けていた駅前の酒屋さんの女将さんを主役にしたドラマです。

 地元を舞台に作られた映画でしたが、公開当時からずっと見るタイミングを失ってしまっていたのですが、昨年末に地元の岩手めんこいテレビで深夜放映され、録画したものを、A型インフルエンザの高熱が落ち着いた今日、見ることが出来ました。

 最後に全てはフィクションだという注釈が流れたのでかなり戸惑いましたが、静かな話題となっていた「命のノート」の中心となる女将さんの半生を伝えられることに主軸が置かれて、お涙ちょうだいになってないところが悪く無いかなと思いました。

 でも、それにしても気になります。どこまでがノンフィクションか、が。モチーフ以外全てがフィクションだとしたら、ちょっとばかりストーリーが薄い印象でしたね。事実がほとんどなら、文句なしです!