
先日ここで、アメリカのチキンパッカーでナンバーワンのタイソン社の抗生物質排除を話題にしました。
マクドナルドを始めとする外食産業もFDA(アメリカ食品医薬品局)も同じ方向に動いているかと思いきや、アメリカの有力パッカーであるサンダーソン・ポートリー・ファームズのCEOは逆に「抗生物質の使用は止めない」と公言したそうです。
その理由の一つが動物福祉について。 「腸炎になったら、抗生物質を使用せず治療することは出来ない」ことを理由にしているそう。
また、「持続可能性と環境に対する責任を企業理念に掲げている以上、抗生物質を抜いて、より多くの鶏舎を建設し、より多くの電力を使い、飼料原料のとうもろこしや大豆の栽培面積をより多く取らなければならない方向に舵を取ることは出来ない」旨の率直な思いを述べたとのこと。正論から来ましたね。
世論の板挟みに遭った結果、対応は多様になる。アメリカは健全なのかもしれません。
(写真:鶏卵肉情報2015年7月25日号より 岡野圭介さんによる「海外鶏情報ア・ラ・カルト」は貴重なページで見逃すことは出来ません)