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 品質部の農場監査で、今日は九戸村の7つの生産農場を巡回しました。

 農場監査は防疫監査と、5S監査の2つあります。言ってみれば、防疫監査は玄人目線で見ます。そして5S監査は素人目線が必要な気がしました。

 今や、防疫的観点からお客様の農場視察は遠慮いただいているのがこの業界の常識となっていますが、仮に素人の方が来て見たとしても、感激するような場内にしたいものです。

 どうしても品質部は現場のことが分かっているので玄人目線で見がちです。それが「仕方ない」という考え方になるなら、逆に私のように素人目線で見たほうが厳しい見方になるのかもと思いました。

 それと、私と周囲とでどうも温度差があるような気がしてきた点がなんとなくわかってきました。

 私は古くなったものがダメだとは思っていません。逆に「古いものをキレイに使っている」状態として見えるのなら、新品以上に素晴らしいと感じるのが常ではないでしょうか。

 整頓とは「元の状態に戻す」とか「ピカピカにする」という意味ですが、だからといって古い姿を消し去るようにペンキの上塗りをしたり、新しいものに交換すべきということではなく、汚れを消しとる努力をまず第一にしていくべきと思いました。

(写真:銚子農場は第1と第2に分かれていて、第1の場長は高みの見物?)