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 取引のある商工中金さんには全国ネットで「ユース会」という組織がありまして、盛岡支店では独自の名前で「岩鷲会(がんじゅかい)」がそれに該当します。

 毎年、新年会が開かれていて、私はこの時期上京してましたのでずっと不参加でしたが、昨晩は新幹線で帰る途中盛岡に途中下車して、参加させていただきました。

 用意されたアトラクションは、春風亭一之輔さんによる落語。会の前代表のAさんが青山学院大学落語研究会にいた関係で、一之輔さんを呼んでもう5回目だそうです。直線距離4メートルほどのところから見れてラッキー。

 改めて思うのですが、落語ってまさしく「劇団ひとり」 そのもの。ナレーションから複数の役者まで全てを演るわけで、大した器量がないとできないなとつくづく思いました。

 一之輔さんは37歳だそうですが、既に真打ちですし、持ち前の堂々とした表現力で、これから30年、40年と第一線で活躍するであろうわけで、その進化ぶりが楽しみですね。

 問題は、聞く側の私。今週のハードスケジュールもあって眠かったこともあったのですが、一之輔さんの世界にどっぷり浸かって聞けない私がいました。隣の先輩経営者が一番笑ってたりして、この違いは何なんだろうと。

 聞いていて、ちょっとしたテーマをキャッチすると頭の中がフル回転してしまって、気が付くと結果脱線してしまうんですよね。観察眼のほうが勝ってしまうというか‥。

 こういうのを子供の時は「落ち着きがない」と言っていたのでしょうね。昔はそんなことなかったはずですが。落語聞くのはやっぱり向いてないかな。演る方は興味あるけど(笑)。