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 日本マクドナルドの異物混入についての報道の影響で、空いてるらしいということで今日昼は都内の某店舗に行きビッグマックのランチセット(550円)を注文しました。思ったより席は埋まってましたけど、ほとんど並ばずに注文できました。

 食べればいつものビックマックの味だし、何も違和感なく店を後にしたのですが、エスカレーターに乗ったら後ろのカップルの男性が「テレビであれだけやってるのに、よく食うよな!」と彼女に言うじゃないですか!

 客数が30%減で済んでも、いつもマックに行かない人を含めれば、そんな風な見方をしている人が圧倒的に多いのかもしれませんね。

 でも、いつも通りマックを利用している人は、それはそれでクレバーだし、愛情がある感じがしていいですよね。何だか周りのお客さんたちを応援したくなってしまいました。業界的には国産を使ってないので敵なんですが(笑)。

 さて、異物混入そのものについては、報道されている通り食品業界では残念ながら珍しいことではありません。当社も悔しいけど年間にしたらそれなりにあります。

 人が運転するから交通事故があるという現在から、自動運転に移行になれば劇的に事故が減ると期待されているのと同様に、食品工場の機械化が進み、どんどん人が減れば、劇的になくなるのかもしれません。

 それまではイタチごっこなのでしょう。百万件に何件あるかというppmという単位がありますが、そのデータで食品業界各社が競うというくらいが関の山だと思います。

 では実際に機械化が進み、無人工場になれば社会はどうなるのでしょう?

 もしかして食品のありがたみとか温かみとかが失せて、アナログな過去に戻そうという機運が高まったりしそうな気が‥。

 マクドナルドはそういうイメージの天秤の、ちょっと残念なところにいるような気がして、惜しいと思うのは私だけかな。