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 いま、食のジャーナリスト、山本謙治さんと佐藤達夫さんのメルマガ「たべもの最前線」第7号を読んだのですが、最近感じていることを書きたいと思います。(ちなみにこのメルマガはほぼ週刊で、月額800円+税となっています。オススメです。)

 まず、衣・食・住の3つのうち、衣だって、住だってプロが作るのを選ぶだけなのに、食は作るという選択肢が残っているってどういうことだ?という疑問。

 人類の進化発展を千年単位で見れば、最先端に見える今だって未来から見れば過渡期なわけで、おそらく1000年も先には一般家庭で料理を作るという習慣は途絶えているでしょう。

 私が生きている間だけでも、プロが作る加工食品は美味しく進化し、保存技術もコールドチェーンも進化してます。ここ何年かでもコンビニの惣菜でもうほとんどOKみたいな状況じゃないですか!?

 冷たいって言われそうですが(笑)、主婦がどんなに苦労して作ったものでも、食卓に並ぶ食べ物がバランスを欠いたら家族の健康は守れないわけで、それなら、買ってきた惣菜や加工食品をふんだんに使ってでもバランスの良い食べ物を並べて欲しい。

 そう、家族の健康のためには、料理は下手でもいいから、食卓では「並べ上手」であってほしい!

 自分の料理の腕を見せて家族に褒められようとするより、家族の健康を本気で考え自分は黒子に徹する。それができたらなんと素晴らしいことでしょう! 世の中の旦那さんは皆そう思っているのでは? それを言っちゃあおしまいですか(笑)。