いま「啄木・賢治青春館」の館長を務める友善さんが、「あまちゃん」ブームに乗って制作。数々の地元応援ソングを制作している友善さんですが、このブームを息の長いものにしたいという一心で作ったとのこと。そして、第2弾も用意しておられるとか!
さて、その田口友善さんのライブが見られるというので、8日日曜日の夜、二戸工場新年会のアルコールが残ったまま盛岡市高松の「カムオン」に出かけてきました。
始まりと終わりの挨拶は、友善さんの奥様、順子さんが務めておりました。奥様はギャラリー母蓮の代表を務めておられます。つまり揃って芸術畑のお二人なわけです。それ以上にお2人ともネアカといいますか、客席とのやりとりは独特の楽しげな空気感を感じます。
ライブの相方はいつもの佐藤健二さん。息はぴったり。
10曲+アンコールの1曲を熱唱されました。
そのうち2曲をコラボしたのは、盛岡市在住の女優さんである中山恭誉さんと息子さん。
息子さんがその道を目指しているというわけではないようでしたが、息が合って結構いい味出てました。
この日歌った応援ソングのひとつに「じっ茶ばっ茶」があります。「会場で飲んだことがない人!」と言われたので挙手しましたが、圧倒的な少数派でした。この岩泉発の商品、盛岡では結構ポピュラーなんだとか。うわっ、早速探さなきゃ。
その直後、「私、二戸出身なので十文字さんからも何か二戸の応援ソングを作ってくれと言われてるんだけど、気が付くと岩泉とか違うところのばっかり作ってるんですよ。十文字さん、最近二戸で売り出したらいい題材ないですかね?」
と聞いてくるので「うーん、そうですねー、”ぶっとべ”ですかね」と答えました。
そしたら「なんですかそれ?」「豚、鳥、そしてベコ(牛)をミックスしたものなんです」「それは語感が面白い!ぜひやらせてください!!」
‥ということになりまして、昨日はぶっとべの大元「二戸若手料理人の会」の濱会長に連絡したところとても喜んでくれているようでした。出来上がりが楽しみです。
さて、この日12月8日はジョン・レノンの命日でもありました。友善さんにとっても特別な存在らしく、思い入れたっぷりに「imagine」を歌ってくれました。
友善さんは確か61歳になるはずなのに、気持ちも声もぜんぜん若いですし、創作意欲旺盛。圧倒されましたし、その生き様に何かもらったような夜となりました。