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 「稲盛和夫 最後の闘い―JAL再生にかけた経営者人生」を主に羽田−宮崎間のJAL機内で読みました。

 実はこの本、買うのは少々ためらいました。 盛和塾の機関紙はもとより、週刊ダイヤモンドなど一般紙でも日本航空再生のストーリーは何度も取り上げられていましたからね。

 でも、この物語は何度も頭に入れるに値するし、少しでも知らなかった新しいことが書かれているのは逃すわけにいかないので、読んでみました。さすが著者の大西康之さんの視点は確かで、アメーバ経営と京セラフィロソフィー以外の成功要因についても触れてありました。

 それにしても、ワンワールドに留まるか、好条件を提示しているスカイチームに移籍するかについて稲盛会長の判断は鮮烈な印象を与えます。お客様の利便性のことと、これまで一緒に戦ってきた仲間への信義についてが判断ポイントになり、ワンワールドに留まる決断をされることは永遠の教訓として覚えておきたいと思いました。

 このことをはじめ、塾長の教えはやっぱり深い。この物語は私にはバイブル級の価値があるなと思いました。