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 食鳥業界の若手の会である「全国食鳥青年同友会 21世紀の会」が20週年を迎え、東京會舘で記念式典、講演会、懇親会が開催されました。

 初代会長である私も記念品を頂戴し、ショートスピーチをさせていただきました。思い起こすのは、最初の会合でお互いが見ず知らずでギシギシした感じで始まったこと。今ならネットで繋がってから顔合わせという順序なのでしょうか。

 講演は署名なマーケッターの西川りゅうじん氏でした。目線が業界からかなり離れたところにいて、「不況活動」など独自に編み出した本質をズバリ指摘した言葉で表現する氏の話は、90分という時間を感じさせないものでした。

 今日の講演のためにこの業界の研究もされ、我がブログも読まれたとのことで、こういうことで貢献ができるのは私にとっても嬉しいところ。

 ここでは内容は書きませんが、西川氏の講演を20年前に聞いていたら果たしてどうだったんだろうと思いました。若気の至りでもっと自由な発想で世の中になにか働きかけていたのではないかと思います。

 予算がなかったということもありますが、当初は業界内の人ばかり呼んで話を聞いていましたからね。記念品を頂いてねぎらいの言葉をかけられ、昔を懐かしむ日になりましたが、少し反省が入ってしまう日にもなりました。

 自分たちがやっておかなくて言える義理ではないけど、業界愛があるなら、若い人たちは後先の事を考えずにバンバン行動してもらったらいいと思いました。隣のレイヤー(採卵)業界の若手も元気ですしね。

 特に西川氏が指摘したように、いまや著名人と一般人の垣根は思ったほどなさそうですから。