初めてインドネシアにやって来ました。
インドネシアといえば、世界第4位である2億3800万人の人口、世界最大のイスラム教人口(人口の87%)、アジアでは最も親日の国、というイメージくらいしかなく、チキン業界的にもあまり縁がない国です。
しかし近年では著しい経済成長がテレビで伝えられ、成長しているであろうこの国のチキン業界の様子をこの目で確認したくやってきました。ミーハーなノリです。
イスラム教徒は豚肉を食べないので鶏肉の存在感は高いはずですが、パーツ流通にもほとんど至ってなくて、加工工場からの出荷は丸鶏が圧倒的で、しかもその工場処理比率が10〜20%辺りのようです。
つまりまだまだ生鳥流通が圧倒的で、その場で絞めて差し上げるわけですね。そのほうが消費者の安心感が高いとは、どこかで聞いたような。
しかも飼育して仕上げる体重が1キロ台前半とのことで、相当小さい。何から何まで違います。
当社は四半世紀前、地球の裏側ブラジルに進出し苦労した経験がありますが、昨日今日聞いた苦労話は何だか似ているような。
イスラム教徒の国にして、親日国。そして日本の2倍ほどの人口。改めてその図式と日本とがこれからどう絡むのか興味あるところです。既にジャカルタには1万人もの日本人が住んでいるそうで、勝手ながらご活躍を期待しております。
なお、道路は日本と同じ左側通行で、日本車が圧倒的なシェアを握っていますし、日本の曲もよく知られているようです。ただ、日本でヒットしてないのにインドネシアで誰もが知っている曲とかあるんですよね。不思議なものです。
それより語るならJKT48でしょうか。AKB48の姉妹ユニットでは海外発進出がジャカルタとは、もう既に若い人には身近な国なのかな??