DSC00546

 今日は、当業界の雑誌「鶏卵肉情報」2013年夏季特大号を斜め読みしました。 

 日本がTPP参加で関税を撤廃した場合、国内対策を全く講じないという条件なら、農業全体で3兆円の生産額が減少すると政府では試算しているそうです。うち鶏肉では1000億円と試算されているそうです。

 なにー?国内食鳥産業の業界自体がせいぜい5000億円程度でしか無く、輸入比率が30%と農水省では算定してて、関税がせいぜい10%程度しかないのに、どこをどう計算したら1000億円になるのかさっぱりわからない。

  もしかして国内生産2割減になるというのか? 大袈裟だなーとつい思ってしまう私は鈍感でしょうか? 

  ‥などと言えるのも、畜産業の中で食鳥はずっと外圧に晒され、苦境を何度も凌いできたからでしょう。その結果、相当低い関税に既になっている。そもそも今輸入相手国のブラジル、タイ、中国はTPPの枠外で、第4のアメリカが参加しているだけだし。

 編集のM氏がコラムで指摘するように、マスコミが報道するのは極論になりがち。私はTPPが現実になったらきっと数々の予想外の現象に見まわれ、誰もが想定していなかった展開になるのではないかと思うのです。

 その直前・直後にいかに適切な判断をして波に乗るかではないかなと。世界の流れは関税撤廃の方向に動いているわけですから、時間の問題。前向きにChangeはChanceと捉えたいというのが今の私のスタンスです。

(写真:久慈市「エルコリーヌ」の「菜彩鶏のポワレ」)