猪瀬都知事が、日本の標準時を2時間早めるという提案をしたというニュースが先日ありました。
私はもともとサマータイム賛成派なので、更にそれに輪をかけて全部の時間を2時間早めるという大胆さにはあっけにとられましたが、やったらいいと思います。
もちろん弊害はあると思います。朝2時間も早めたら、冬の北海道なんてそれこそ真っ暗な中、気温が1日の中で一番低い時間に何で活動開始しなければならないのって言うことになるとは思いますが。
そういうのだけは例外として地域的にずらして、基本は2時間早めたらどうなるか。暗い時間から動き出す習慣が付けば、ウィークデイでも1日が仕事半分、余暇半分という意識になるのではないかと思います。
猪瀬都知事の提案だったわけですが、この結果、地方の人に運動する習慣がつき健康増進効果が出るのではないでしょうか。そしてテレビを見る時間が減る。いいことばかりのような気がします。
とはいえ、誰もこの提案を真剣に推進しようとしないのが現実。政治家もこれまでのサマータイムの議論の感触から、マスコミも国民もそれを欲していないと感じているのでしょうからね。残念です。
(写真:二戸市内のすき家)