
今トイレで読んでいるのが為末大著「走る哲学」。この本、陸上競技選手の著者がツイッターでつぶやいた文章をもとに本にしたみたい。つぶやいたというより、たまたま140字以内で区切って文章を構成したみたいな。
内容が濃くて、また、140字で区切ることで洗練された文章になって、かつ読者に届きやすくなっているのでしょうか。内容全編にいちいち共感しています。
その中でマーカー線を引いた一文がコレ。「性格は変えられないが、姿勢は変えられる」。人間の内面に変えられるものと変えられないものがあることは明白ですが、どういう言葉でその領域を表現するかはいろいろあったと思います。そうか、変えられるところは「姿勢」か。
たとえば先週の生産農場長大会での表彰のシーン(写真)。やっぱり成績の常に良い農場長と、そうでない農場長がいます。元々の性格の違いはあるでしょう。これは変えられない。
しかし、それを放っておいては会社全体の成績向上につながらない。性格を変えなくても、姿勢を変えて欲しい。そのために指導員がいる。
そしてその指導員の姿勢を変えるために管理職がいる。管理職の姿勢を変えるために幹部がいる。幹部の姿勢を変えるために社長がいる。
では社長の姿勢は? 外に行って何とかしなければならない。あるいはメンターを持つとか。それができてなかったら‥、役員が変えてくれ!!