「菜彩鶏」というネーミングは、それまで使われていた「地名+どり」の既存のスタイルから抜け出し、普遍的な商品名を生み出したいという願いから生まれたもので、当用漢字を眺めていて候補となる字を組み合わせて作ろうとして出来たものです。
誰もが好むようないいイメージの漢字はそう多くないのですが、「菜」と「彩」は私の中ではやたらいいイメージだったので語呂の良さから決定したのでした。
こないだ自分の本棚を見ていて、もしかしてそれって、この、わたせせいぞう著の「菜」が影響したかも!と思って確認したら、この第1巻が1993年の作品でした。モーニングでのオリジナルの連載が、菜彩鶏デビューの1992年だったようです。もしかして影響があったかのもしれません。
手元には第1巻と第2巻があったのですが、懐かしいついでにアマゾンで中古で第3巻、第4巻を手に入れ読み始めました。さわやかな色使いとウイットに富んだいながらも少々道徳的ともいえるストーリー展開、いい感じですよ。