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 昨日の土曜日、岩手県内は統一して食鳥検査休業日ということで、県央工場の新年会から戻ってのんびり過ごしました。そして夕方、思いついて市内のクルマのディーラーにて最近進化の著しい軽自動車を試乗させていただいてきました。

 まずはスズキワゴンR。ディーラーに寄ったら、系列の家内のマツダCX−5を買ったときの営業マンが対応してくれて、「社長が軽自動車運転するの似合わないですね!」と何度も言われたのですが、聞き流して試乗スタート。

 今乗っている3200ccのアウディから排気量5分の1くらいになるわけで、そりゃあ正直言って遅く感じます。しかし視点が高くて運転が楽。ボディがしっかりしている感じはあり。ただ、乾いたエンジン音がやたら耳に入ってくるのがちょっと残念な感じ。

 アクセルを離している間に発電する機能が付いているのですが、離すたびに表示ランプが点くのは煩わしい感じがしましたね。しかし、こういう機能が今までのクルマには付いてなかったということに違和感を感じるのは私だけでしょうか。ハイブリット云々の前にこれからは当たり前になるのでしょうね。 

 見ては、後ろの席がやたらだだっ広いのが印象的。外観も見慣れて入るけど、横からの眺めではウインドウグラフィックがカチッとしていて好きです。内装はオーディオ周りが今ひとつかな。

 さて、次はホンダの店へ。実はN ONEの運転席に初めて座ったのは、昨年たまたま寄った盛岡のイオン店内のことでした。外観もそこそこでしたが、内装の印象がとてもいいのに驚いたのでした。その後、雑誌などで乗り味が称賛されていたのでとても気になっていたのです。

 最初はターボ無しの方。エンジン音はワゴンRより好印象。ホンダらしいエンジンの存在感が感じられました。乗り心地はどっしりしていてワゴンRより良さそう。遅いのはほぼ一緒か更にという感じ。ダッシュのデザインは相変わらず斬新で高級感あり。

 そのあと、ちょうど戻ってきていたターボ付きのツアラープレミアムに乗り換え。回さなくても結構スピードが乗ってきます。静かです。ほほう、これなら幅が狭くて4人乗りでコーナリングに少々緊張感があることと、税金が安いことだけを天秤にかけられる。

 それにしてもN ONEの品質感はユニクロよりも無印良品的なハイソな感じがあってとても惹かれます。カタログもその世界観が出ていてとてもいいです。ただ細かいことですが、メーターの中のデザインをはじめ、プレミアムのゴテゴテした感じが受け入れられないので、私ならプレミアムまで行かないで素のツアラーで抑えますね。

 もともと小さいクルマが好きなので、我慢できなくなって以前にはトヨタiQダイハツエッセを所有していたことがありました。稲盛塾長の「売上は最大に、経費は最小に」ではないですが、そういう感性からか軽自動車はずっと気になる存在です。