
前回書いた「フードチェーン・ブランドセミナー」のパネルディスカッションで、パネラーのみなさんの共通した思いとして「食品の安全についての考え方を学校で教えるべきだ」というものがありました。全くそのとおりです。
まず「ゼロリスクはあり得ない」という大原則をしっかり叩きこむということが非常に重要だと思います。
そこが欠落しているという観点に立つと、マスコミの「安心を求める一般大衆の思いは分かるんですよね」というような同情が混じった報道が無くなって、大人の議論ができるようになるでしょう。

安全とは生命に関わる非常に大切な要素なのに、ファジーな安心という感覚的なものに終始しているのが現実と言えるのではないでしょうか。
科学には限界があるので本能を大切にするという観点もあっていいとは思いますが、それにしても盲目的に不安を持ちすぎるいまのニッポン、何とかしたいですね。
このフードチェーン・ブランドセミナーは回を重ねていますが、世の中が日進月歩して、今の状態が過去の笑い話になることを期待したいものです。