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 昨日のネタの続きになりますが、セントアンドリュースのオールドコースのそばの英国ゴルフ博物館に寄ることができました。クラブやボールなどの道具の歴史をリアルに見られて良かったです。

 しかし一番驚いたのが、ゴルフ場の数。1914年の時点で既にスコットランドだけで738! 英国とアイルランド合計で2862もある! さすがだわ。

 帰国してから最新のデータでは国別でいくらあるのかググってみたら、おおっ、日本は米国に次いで2位! 2007〜2008年時点で2358もある。よくぞこの山だらけの国土に作ったものだ。

 いや待てよ、この表のイングランドとスコットランドとウェールズと北アイルランドを足すと、2752! ということはイギリスのゴルフ場はほとんど100年の歴史があるところばかりというわけか!? それとイギリス連邦だったオーストラリアなどの国が人口比で多いんですね。

 ところで、服装などに気品のある英国発祥だからか、勤勉が道徳になっている国で時間が掛かって動きが少ないからか、地価が高い日本ではゴルフ場のプレイフイーが高いからか、日本ではゴルフは贅沢な遊びのイメージでどうしても肩身が狭いところがあるけど、 これだけ普及して徐々に安くなっているのだから、世間での位置づけが変わってきてもいいような気がします。リゾートっぽいのではなく、実用的にといいますか。

 私にとっては、ランナーが毎日走るのと一緒で適度に歩く運動を自分に課してくれ、ルールを守りいかにベストな結果を出すかあれこれ考える頭の体操にもなり、更には友人や仕事の関係者と円滑な人間関係を健康的な環境でできる良きスポーツという位置づけです。