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 板倉雄一郎著「社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由」は、ある書評で勧められてアマゾンで買った本ですが、偶然にも私と同じ1963年生まれのIT企業社長の倒産までの物語ということもありますが、スピーディーな展開を見せる現実をそのまま描写していく様に引きこまれ、大変興味深く読ませて頂きました。

 しかし私が38歳で社長になる前に既に書かれた本であり、学生時代に創業して1997年といいますから34歳の時に倒産を経験して直後に書いた本なんですね。早熟ですし、この文才にも驚きます。

 要約すると‥、既にビジネスをたちあげていた著者が考えに考え抜いた末産まれたビジネスモデルを実現しようとして動いたら時はITブームで追い風。しかしあっという間に銀行のBIS規制で自己資本を上げなければならなくなって、貸し渋りにあってあえなく倒産。ちょっと可哀想な物語です。

 しかしさすがバブルを経験した世代の若手起業家だけあってピーク時にはフェラーリを買って、クラブの女の子と同棲して80万円のペットを飼って‥みたいな私生活があってうまくいかないときはチクリと言われたみたいなことまで率直に振り返り描写されています。

 前にも書きましたが、私も実業家として成功したらフェラーリを買ってやろうと思っておりました。しかし、今やその手のエキゾチックカーの世界自体にあまり興味を覚えないし、今現実にそれをやってしまうと地域で浮きすぎるし、自分のキャラがそれに追いつく自信無いですしね。でも、実用的なポルシェはとっても興味ありますけど(笑)。もしかしてポルシェを手に入れたらフェラーリに行きたくなるものなんでしょうか?