書店で最初に見た時には、あんまりベタなタイトルに食指は動かなかったのですが、二度目に見た時には表紙の著者の写真に興味を覚え、この「50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表 」をつい買ってしまいました。
内容が濃くて参考になりましたね。これまで私が吸収してきた健康ノウハウにほとんど合致しているので、全く違和感なく読めました。ちなみにこの本は昨年秋に出た本です。いくつか刺激的な文を引用します。
寿命を縮めるという点では、こうした放射線の害よりも、喫煙や体重増加、あるいは独身生活をつづけることのほうがはるかに上位であることがわかったのです。
「飽食」「運動不足」の現代にとってこうした貧乏は理想的な生活です。
仮に100種類ものサプリメントを摂ったとしても、それで全てを補いきれるわけではありません。なぜなら、自然界にはサプリメントとして認識されていない未知の栄養素も数多く存在しているからです。
当時の農村では米は大切な収入源で、自分たちはヒエやアワといった雑穀を食べていたので、脚気にはまったくかかりませんでした。皮肉なことに、「銀シャリ」につられて軍隊に入った若者だけが脚気になっていったのです。
野菜や果物は皮ごとすべていただいてこそ、アンチエイジングが可能になるのです。(途中略)モモの皮についても剥かずに食べるようにするといいでしょう。
著者である南雲吉則氏は、ゴボウ茶を勧めています。 私は通販で野菜スープを手に入れ、いまだにこの異常に不味い飲料を時々飲んでいますが、このなかにもごぼうが入ってます。家内の協力を得てゴボウ茶に挑戦してみます。それと皮ごと食べるのも習慣にするつもりです。