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 ワインには苦手意識がありました。かなりの確率で翌朝頭痛。時には食事している最中でも頭痛がすることがありましたので。更に体にかゆみが出てくることもしばしば。

 ちなみに日本酒は100%当たるアレルギー。ビールなどの炭酸は胃に悪いのでパス。ウイスキーもなぜか気分が優れなくなるのでパス。よって消去法で焼酎にしてます。中国では白酒はアルコール量を別とすればOKですが(笑)。ジンとかウオッカもいいみたいです。

 洋食のレストランに行っても今時は焼酎も出してくれたりしますので甘えておりましたが、今年に入って、ある店で「酸化防止剤の入ってないワインありますか?」と言ってみたら、これこれありますと言うじゃないですか。

 で、飲んでみたら、全然OK。翌日も普通でした。あー、やっぱり酸化防止剤だったのね。

 このカラクリを確認しておこうと、ネットで「ワイン 酸化防止剤」と検索しようとすると、自動入力で「ワイン 酸化防止剤 頭痛」と出てくるではありませんか。やっぱりそうなのね。でもこれの検索上位のページでは迷信みたいな書かれ方の傾向が強いのが意外。ワインに詳しい人には、私みたいに飲めなくて困っている人はいないってことかな。

 ちなみに酸化防止剤不使用を含め、こういうワインのカテゴリーは「ビオ・ワイン」というのだそうで初めて知りました。オーガニックの色彩が濃くて、ハードルがかなり高そう。

 もしかすると酸化防止剤不使用で、通常のワインより味が落ちる面があるのかも知れませんが、ワインの世界を楽しめることになる私にとってかなり有難いことです。

(写真:浦和のフレンチレストラン「ラヴォワール」には季節によって菜彩鶏のメニューがあります)