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 先週の3月27日は一般社団法人になる日本食鳥協会の理事会が開催され、出席してきました。

 その中で考えさせられる議題がありました。JAS法で決まっている地鶏・銘柄鶏の定義、協会でも持っておいたほうがいいのかということ。そんなの2つある方がおかしいのでJAS法一本にしたらいいでしょうよ、と思ってたらそちらの方向にいきそうかな。

 ところで銘柄鶏とは、通常の飼育方法と異なる工夫を加えたものなわけですが、それは種鶏・交配様式、出荷日齢、飼料内容で違いを出すことになっています。しかし、現実として名ばかりの銘柄鶏があると問題提起した方がおりました。

 確かに量販店側からも時折「差別化はほんの少しでいい」という要望も寄せられるんですよね。しかしこれに対応していると、国産銘柄鶏全体の信用が失墜することにもなるわけで、やはり生産側としては消費者に分かる明確な違いを確保したいものです。

(写真:会議のあった秋葉原駅そばの東京都中小企業振興公社からの眺め)