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 世間では携帯電話の販売比率の7割がスマートフォンになったそうで、普及に伴う新たなマーケットが生まれつつあるなどと日経新聞に書かれているのを見ると、これはスマホ嫌いを自称する私も食わず嫌いでは駄目だなと導入したのが、2月13日。

 OSのアンドロイドも世代を重ね熟してきた頃だし、105gと軽くて「おサイフケータイ」が付いて、世間での評判も良さそうな富士通のF−07Dを選んで結構ご満悦だったのですが、悩んだ末、従来型の携帯電話に戻すことにしました。

 その理由の第1は、長時間話していると熱くなってきて頭痛を導くということ。私はどうも電磁波に弱いらしい。従来の折りたたみ型であれば、電池もCPUも口側に近いところにあるので脳味噌とは離れていて好都合だったのだけど、スマホは耳のほうに来るんですよね。これがいかん。

 第2に、文章入力が煩わしい。指が太いのか、誤って入力してしまうのが煩わしい。指でボタンの感触を確かめた後ストロークする感触が無く、一気に触れたことで入力になってしまうのがね。カメラで言えば、半押ししてオートフォーカスの感触を確かめずに、シャッターを切ってしまうみたいな。入力しないときは画面を触ることさえ許されない仕組みになっているのが、果たして移動して動く人の感覚に合うのかどうか。

 いずれにしても、スマホ本来の機能を使わないからこういうネガティブな書き方になってしまうのでしょう。ツイッターは従来の携帯で十分だし、ブログの更新は600g弱のソニーVAIOで十分。そもそも文字が小さすぎるのは疲れるお年頃なんでしょう。それに田舎にいて電車での暇つぶしなんて時間があるわけじゃないし。

 私自身がそうなってしまったわけですが、今回のことで私の大予想である「スマホは今後衰退して、従来型の携帯電話に戻っていく」にますます確信を得たのでした。というか、単なる流行に乗ろうとした馬鹿者だったかな?