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 本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教え ―ふたたびアメリカへ篇」を読みました。読む前に、本田健さんのPodcastでこの本の内容の応用編を何時間も聞いているので、後から読むというのは不思議な感じですが。

 この本は、カナダ人のクリストファー・ムーン氏に教わったという「人間関係のマトリックス」について、わかりやすく物語風に書かれたものです。

 人間関係のマトリックスとは、自立⇔依存、と、ポジティブ⇔ネガティブという観点で分類し、その組み合わせで「ポジティブ自立」「ネガティブ自立」「ポジティブ依存」「ネガティブ依存」の4種類に分けます。

 そして2人の人が関係を持つときは、片や「ポジティブ自立」ならもう一方は真逆の「ネガティブ依存」。片や「ネガティブ自立」ならもう一方は「ポジティブ依存」というわけです。

 では自分の本籍地はどれなのか、この本を読んだ人はまずそれを探すでしょう。でも人は相手によって立場を上手に変えられるわけです。

 私なんぞはどう考えてもガキ大将みたいな「ポジティブ自立」タイプではありません。相手がリーダータイプなら受身に回るし、誰もリーダーが居なかったら仕方なくリードする自分を実感してましたし。

 今は会社のオーナー経営者ですが、世の中から与えられた仕事の完成度を高めるという考え方はまさに「ネガティブ自立」に当てはまります。

 だから、周囲を「ポジティブ依存」にさせがちだということにこの本を読んで気が付き、それだけでこの本は価値があったなと思います。

 著者が言うところの「センター」を目指したいと思いました。