IMG_5393

 11月20日のNHKスペシャルは「アレルギーを治せ!」でした。ああ、そういう時代が来つつあるのだな、と思いながら楽しみにして見ました。私自身、そば、かに、メロン、コーヒー、紅茶、チョコレートなどのアレルギーがあるもので治せるものなら治したい。

 ちなみに花粉症については、番組中にも紹介されてましたけど、日本での第一人者である日本医科大学附属病院の大久保公裕先生に6年前からお世話になっていて、非治験者のうちの治った方の1人としてカウントされているはずです。実際はまだ少し残ってますけど。でも昔に比べたら苦しい時期は1/10です。(2006年にこのブログでもここここにそのことを書いています)

 そうか、単純に花粉症と同じように「舌下減感作療法」を応用して、他のものも少しずつ摂取していけば大丈夫なのか。番組中でも卵アレルギーの子供が、10mgから慣れさせて60gがOKになる様子が例として紹介されていました。成功率は今のところ98%だそうです。

 他にも、アトピー性皮膚炎についての研究が進んでいて、10年のうちには新薬を作ると燃えているフランスの学者さんの決意の程も紹介されていました。

 発展途上国でも患者は増えているそうで、人類のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めるには、アレルギーの克服は相当価値があることだと思いますので期待したいですね。

(写真:あるスペインのホテルの朝食。この日は食べ過ぎでした)