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 今朝は、あのやまけん(本名:山本謙治)さんが、被災状況を話して欲しいというので、当社のK専務とS常務と私で対応。

 彼は農産物流通ジャーナリストとして、ブロイラーの流通に関しても知識はお持ちなので、いきおい裏話的な話が多くなってしまいました。ここでは書けません(笑)。

 さて、「日本の「食」は安すぎる」という彼の本のタイトルの世界の話になってきて思ったこと。

 それは消費税の5%っていう数字自体が、日本のいまの風潮、つまり「安物志向」を助長しているのではないかと。いま5%国に取られると、5%損した気分になっている。「割引」の延長なのだ。

 これが他の先進国並に20%とか30%になれば、否応なく自分本来のお金から出費という意識を持たざるを得ず、使途とかが気になるし、社会に参加している気分が出てくると思う。

 5%自体が、政治の世界とは自分とは関わりのない世界で、愚痴ってお終いになっている根源ではないか。

 まあ、今すぐ20%にせよとは言わないが、今の政治と国民と空回り現象は「5%」が諸悪の根源のような気がしてならない。