
中国人実習生の送り出し機関の社長が県央工場にお見えになって、休憩時間にひと言話していくというので同行してきました。

それを聞いている実習生の皆さん、マスクで目しか見えないのですが、とても明るい表情が感じられました。一安心です。

私にもメガホンが回ってきましたので、甲高い言葉で私の知っている中国語で3言。
「ニーハオ、シクーラ、シェシェ」
おー、結構良い反応でした。
200人ほど当社では研修生を預っているのですが、現在のところ、数名が帰る意向を示しているだけです。有り難いことです。

さてその休憩時間の前に、工場内を「ごくろうさま」「シクーラ」の連呼をして巡回しました。
社員の反応も気になりますが、1週間飼料を食べていない鶏が入荷になっているので、その肉がどれくらいのものか気になります。

うーん、もも肉なんてこんなに細い。同じ入荷羽数でも平均体重がグッと減ってますし、肉の歩留まりは悪くなっているので、取れる肉は日頃見慣れているのに比べると寂しいものです。
しかし、工場の所々で感じるのは、脂がそちこちに付かないため綺麗に見えるということ。掃除もやりやすいとのこと。
昨日は本社で試食してみましたが、地鶏か?と思えるほどしっかり歯ごたえのある肉になっておりました。
願わくばユーザーの皆様には、事情をご理解の上、調理に取り組んでいただけますと幸いです。