
大館能代空港に愛車を置いて出かけていたので、そのルートが再開した13日日曜日の夕方の便で降り立つつもりでしたが、天気が悪くて隣の秋田空港に着陸。そして遅くに着いたバスに乗って大館能代空港へ。そこから愛車でものすごく静かな田舎道を通って二戸に着いたのは深夜零時ちょっと前でした。
翌朝月曜7時から工場稼働再開に向けての打ち合わせに合流し、その後も毎日数回状況確認をしております。工場の機械設備の被害については、関係者の懸命の努力で回復。農場設備もさほど被害はなかったようです。
何とか4工場の稼働再開に漕ぎ着けたのは昨日。鳥は水だけで生命は維持できるのですね。しかし、ボトルネックになっている燃料の残量と残滓処理で毎日明日の処理に目処をつけるのが精一杯。しかも、その限界も目の前に見えてきています。
同時に社員消息を確認していたのですが、こちらは結構時間がかかり、昨日やっと終了。本人死亡無し、親族死亡3名、親族怪我1名、住宅全壊7名、住宅半壊4名、親族と連絡とれない社員4名という状況です。
燃料が限られていることもあり、今朝私は20分ほど歩いて出勤。こういう時の社長の仕事は、社長しか考えられないこれから先のこと、と自分に言い聞かせて本社に立て篭もっています。
関係する皆様には引き続きご迷惑をおかけしますが、たくましい社員たちがベストを尽くして頑張っておりますので、よろしくお願いします。
(写真:朝通勤途中、国道4号線から二戸駅を望む)