
メルマガやアマゾンの書評で評価が高かったので、この「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」(著者:亀田 潤一郎)を買って読んでみました。
著者は税理士であり、高額納税者をはじめたくさんの人に接してきて、「財布の購入価格☓200の数字がちょうど持ち主の年収を表している」という法則がほとんど当てはまると冒頭に近いところに書かれてあり、「ホントかいな?少なくとも私には当てはまらないな‥」とフクザツな気分で読み始めたのですが、楽しく読まさせていただきました。
お金に好かれる人の財布はたいていスリムです。余計な厚みが殆どありません。一方、あまりお金に好かれていない人の財布は、例外なく太っています。
でしょう、でしょう! 私は財布はとにかくスリムになるよう努力しています。スイカなどで決済できるようになった今、限りなく現金も少なめにしています。
私が日課にしているのは、1日の終わりに必ず財布をチェックし、中身を整理する習慣。名付けて「財布のワンデイ・クリアリング」。いらないレシートは捨て、必要な領収書類は別の専用ファイルなどへ移します。不要なポイントカードなどを受け取った場合にも、それを捨てます。ついでにお札の枚数と向き、順番がずれていたら揃え直す。小銭もチェックし、五百円玉は「五百円玉貯金専用」の貯金箱へ、一円玉と五円玉は募金用のペットボトルなどに入れます。
五百円玉の件を除いて、ほとんど同じだわ! というか、私は財布に不要な領収書類が一瞬でも入っているのは好きではないので、すぐゴミ箱を探して捨てます。ただ、裏目に出ることがあるので(笑)、夜落ち着いてからがいいかもしれませんね。

ところで、長財布の存在理由って、スーツやジャケットを着ることを考えたら自然と収まりのよい長財布になるというシンプルな理由が大きいのではないですかね?
折りたたみだと膨らみますからね。ただ、私は海外に出かける時には折り畳み財布に入れ替えて出かけています。カジュアルにして長財布をズボンのポケットに入れると落ち着きませんから。
それから、小銭入れについては、実は別個にしてからまだ数カ月ですが、小銭が可愛く思えますね。これまでは極力小銭を少なくするように支払いを工夫していたのですが、それって小銭自体を嫌っていたということになると気づきました。
しかし、やっぱり別個に管理するのは面倒なので、長続きしないかも。
いずれ、早く電子マネーが100%定着して、現金を持ち歩かなくなくてもいい時代が来るのを熱望しています。