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 シンガポールの行き帰りに何冊か読んだうちの1冊「人体常在菌のはなし ―美人は菌でつくられる(青木皐著)」は、ちょうど招待してくれたケミンという会社の商品分野に関連する分野の本でした。

 以前に「清潔はビョーキだ(藤田紘一郎著)」という本を読んでいたので、ずっと最近の抗菌ブームをはじめとするイメージに偏重した清潔感の浸透については批判的に見ていたのですが、更にその意を強くしました。

 また、なぜタイのチェンマイあたりの女性はきれいな肌なのか?その答えは「顔を洗わないからだ」という俗説を聴いたことがあるのですが、この本を読むと非常に腑に落ちます。

 では、マーカーで線を引いたところをいくつか紹介します。

 大腸菌が、もし腸内に全くいなかったら、分厚いステーキなど、消化できないだろう。

 腸内常在菌がいなければ、非常に多くの食べ物に対して、アレルギーが起こってしまうらしい。

 ヨーグルトのビフィズス菌は、腸内をゆっくりと進みつつ、乳酸を作り出し、有害菌の増殖を抑える働きをしつつ、便となって出ていく。腸内に棲みついているビフィズス菌の助っ人の役割を果たすのである。

 オリゴ糖は、胃酸にも負けず、小腸でも消化されずに大腸まで届いてビフィズス菌のエサになる。

 食物繊維によってすき間ができ、ビフィズス菌が活動していれば、ふわふわ軽いウンチになる。ビフィズス菌が多ければウンチは酸性になり、黄色味を帯びるのである。

 アトピー性皮膚炎の皮膚には、多くの場合、表皮ブドウ球菌と黄色ブドウ球菌の両方が存在しているということが明らかになったわけだ。

 さっと風呂に入るだけで、皮膚表面には常在菌の九〇パーセント近くがいなくなるという。

 身体中に常在菌がいること、その数100兆個という事実を、知らなかった人は多い。

 
私はそば、カニ、日本酒、スギ花粉などアレルギーが多いので、この本に従ってしっかり「育菌」をしたいと思います!