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 50周年感謝祭のメインのステージはこの人、新沼謙治さんに務めていただきました。なぜ新沼さんになったのかよく聞かれました。

 現場の社員のみなさんの平均年齢を考慮して、誰もが知っている演歌歌手というイメージで私はいたのですが、広告代理店から、地元岩手県出身の新沼謙治さんを提案され、その場にいたプロジェクトのスタッフからすぐさま異口同音に賛同が得られたのでした。

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 しかし、岩手県出身と言っても、ちょっと遠い大船渡出身。大船渡といえば同業者のA社さんのお膝元です。一応許可を得たほうが良いと思い、電話してみると、その場で快諾をいただきました。A社さん、ありがとうございます。

 実は演歌をあまり聞かない私なのですが、カラオケで歌う演歌は圧倒的に新沼謙治さんが多いです。「津軽恋女」「嫁に来ないか」「おもいで岬」「ヘッドライト」は声域もぴったりで私の持ち歌と化しています。店にミサキちゃんという娘がいると、「おもいで岬」‥。

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 でも新沼さんのステージは初めて。地元だからか声援も暖かかったのに気を良くしたのか、観客席を回るのに通常2曲なのだそうですが、気がつくと4曲かかってましたっけ。

 それにしてもびっくりだったのが、ギターの腕前が素晴らしくて、弾き語りで古賀政男メロディを何曲か歌ったこと。

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 左官業だったのに、歌が好きで好きでたまらなくてスター誕生に出てデビューして、伝書鳩にハマって、バトミントンにハマってバトミントンのスター選手と結婚されたという誰でも知っている経歴からすると不思議でも何でも無いのですが、古賀メロディについても一般大衆がよく分からないほどのこだわりを持って取り組んでいる様子が伺えました。

 新沼さん、同じ岩手県人だし、気持ちが通じ合う気がするけど、それ以上に本業の音楽にディープに取り組む姿勢には、当社のあるべき姿との共通点があって大正解でした。

 これからもご活躍ください。

(写真:公演の最中は撮影禁止でしたが、スポンサーということで許可をいただき掲載させていただきました)