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 全国各地から遠路札幌へ、ようこそお越し下さいました。

 皆様申し込み時点では、9月の札幌と言うことで、心地よい温度の空気を吸ってリフレッシュできると楽しみにしていたと思います。

 しかしながらこの夏は北も南もないような猛暑が続いております。

 種鶏も同様でしょうが、コマーシャルの現場では、熱死もさることながら体重が乗らなくてお客様にご迷惑をおかけしております。

 というより、川下では販売不振でちょうど良い状況と聞こえてきております。

 テーブルミートの販売では、今年「むね肉の復権」という意外な展開がありました。

 産地としてはむね肉がキロ150円、へたすると100円ではマズイとむね肉の消費拡大に努めて、それが実った格好です。

 しかし当然と言えば当然。もも肉の消費が食われます。もも肉の相場下落はむね肉の上昇を上回る感じでしょうか。

 もも肉だけが売れて、国産が6億羽必要とされたのが、ももとむねで3億羽あればいいとなるのか?と心配したくなります。

 まあ、そういう結論を早々に出すべきではないでしょうが、こんな環境でないと生きていけないと嘆くのではなく、どんな状況になっても生き残っていくことが求められていると私は思います。

 昨今「儲かる会社」より「つぶれない会社」あるいは「世の中に必要とされている会社」になりたいと言う経営者が増えているようですが、そんな認識からでしょう。

 業界団体は今年50周年を迎えます。途中途中の数々の試練を克服して生き延びた会社の皆様が、今日ここにお集まりということでしょう。

 UKチャンキーからUSチャンキーへ。そしてまた、UKチャンキーに切り替わるという慌ただしい環境の変化に、再び我々会員が英知を集め乗り切っていきましょう。

 ちょっと体育会系の挨拶になってしまいましたが、終わりに準備に奔走していただいた日本チャンキーの社員の皆様、そして発表いただく皆様に感謝申し上げ、私からの挨拶とさせていただきます。

 今日、明日、どうぞよろしくお願いします。