お客様にはご迷惑をおかけしますが、昨日から3週間にわたり、契約数量の10%カットをお願いしております。
お察しの通り、この暑さで鶏の生育は芳しくなく、平均体重が落ち込んでおり、約束の数量が確保できない状況です。
熱死のことをよく言われますが、実はこれくらいの羽数の熱死は織り込み済み。育成率に換算すると単月で1%程度の落ち込みですから、たいしたことないのです。体重減のほうが大きい。
この暑さで消費の方も振るわないようですし、10%カットもどちらかというと歓迎ムードではないでしょうか?
でも、北(東北・北海道)はこうして生育に苦労しているのに南(九州)は生育順調だとか。ちょっと悔しいですけど、ね。
まあ、こういうことでもないと、年末に向かっての相場上昇のカーブが描けないでしょうから、前向きに考えようじゃありませんか。
しかも、ただでさえこの秋冬は雛不足が言われていたのに、当社も含め、種鶏(親鶏)の熱死も発生しており、これから国内産地の供給が細るかな?