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 宮崎県で発生している口蹄疫について、畜産関係者は一様に全国への拡散を恐れているわけですが、3年前の高病原性鳥インフルエンザの時は宮崎県内で留まったことで、「やっぱり日本の防疫体制というのは、諸外国と比べてきっちりしているので拡散しない」と誇りに思ったものですが、今回もそうあってほしいものです。

 今回の発生原因についてあれこれ言われておりますが、改めて、地元岩手は観光に乏しくて畜産にとって好都合だという思いを禁じえません。しかし、ご多分に漏れず近隣国からの観光客は増加傾向にあると思うので気を引き締めなければ。

 さて、今回の話題は最近の時勢にふさわしくないのですが、ネタの関係から(笑)、最近業界関係の会合で聞いた「トリは水を飲まない」です。

 もちろん、全く水を飲まないわけではないのですが、他の畜種に比べると飲む水の量が圧倒的に少ないとか。

 1キロ成長するのに必要な餌の量も牛、豚に比べ圧倒的に少ないのですが、水はタダなのであんまり気にしたことが無かったのですが。

 そりゃあそうだ、もともと鳥類は空を飛ぶ種類の動物ですからね。

 水資源の枯渇が地球環境の大問題になっている昨今、鶏肉はこの面からもエコな食材と言えそうです。