昨日の続きで、池袋のビックカメラでアルバイトしていた頃の話をしましょう。これは確か、秋葉原の少し前だったと記憶しております。
ビックカメラが池袋に大型店を出して、しばらくして、アルバイトの募集を見つけ応募して入ったら、京セラのカメラを売る仕事でした。
京セラの若い社員や、先輩のアルバイトの人たちがいる中で、お客様とのコミュニケーションには結構自信があった私でしたが、売り上げ成績は伸びなかったですね。
お客さんのほとんどはキヤノンやニコンのコンパクトを買いに来ているわけで、その人たちに京セラのカメラを売る仕事にちょっとばかり後ろめたさは感じていましたね。確かにテッサーレンズが付いたヤシカのカメラの写りは良かったですが。‥ちょっと甘ちゃんだったかもしれません。
コツをつかめぬまま契約期間を終了。やめた後に賞与の日があって、「アルバイトにもボーナスが出る」と聞いていたので、図々しくも賞与当日に店に行ったら、当然ながら「やめた人にはボーナスは無いよ」。
しかし、その人事部長(?)さんに、「お前、面白いやつだな。またアルバイトしないか?」と誘われ、再びアルバイトをした記憶があります。
当時、新宿にはヨドバシカメラのほかに「さくらや」も「カメラのドイ」もありましたが、ビックカメラはその当時からヨドバシカメラに負けないくらいマスコミでの扱いが多くてプライドを持って仕事をしましたね。
店頭で大声を張り上げる係もやりましたし、活気がありましたね。特にクリスマス前後から大晦日にかけての活気が肌で感じられ、たのしかったです。
(写真:本文と関係ないですが、護国寺のラーメン店「ちゃぶ屋」にて)