中学生までの子どもに、1人当たり26,000円ずつ来年度から支払われるはずの「子ども手当」。
年収制限が付くのか付かないのか、あちこちの酒場で議論になっていますよね。
さて、今日本社を訪れたお客様との会話の中で、この「子ども手当」が出てきました。食品業界に及ぼす影響について、暢気な私は考えていなかったので、ちょうどよかったです。
子育てが終わった世代は、ちょっと高くても安全で美味しい食品への支出をいとわないはずですが、子育て世代はやっぱり安いもの優先になってしまっているはずです。
この不況ではことさらで、チキン業界ではブラジル産解凍肉の存在感が大きいです。
さて、子ども手当が付くとすれば、子育て世代に金銭的余裕が生まれるわけで、少しは食品の質の支出に回してくれる期待がありますね。
更に、人口の減少がストップしてくれれば、30〜40年使用する鶏舎の建設も考えやすくなりますが、いかがでしょう?
(写真:13日函館、湯の川温泉。農場長さんたちの旅行は、生き物を扱う仕事上、滅多に出来ないですし、どうしても少ない人数になります)